別冊航空券でイギリスの航空旅客税(Air Passenger Duty)返還手続きをした話
ロンドンヒースローを利用した航空券は一般的に高いことが知られていますが、その要因としてAir Passenger Duty以下APDと呼ばる航空旅客税があります。(詳細は以下公式)
簡単に言えば24時間他国からの乗継がないイギリスからの出国する旅程において課せられる税金であり、その額は通常日本ーロンドン間であれば来年4月1日までは
エコノミークラス等シートピッチが40インチ以下の場合 78ポンド
ビジネスクラス等シートピッチが40インチ以上の場合 172ポンド
が徴収され、ピッチの計算方法やらアップグレード時など上記にて詳細に定められています。
通常英国を乗継地点として24時間以内に国際線で出発する場合はAPDは不要となっています。今回ロンドンから東京までの便を復路として予約時にAPDを徴収されていましたが、実際には別冊航空券にてイギリス以外のヨーロッパ域内から出国しロンドンで24時間以内の乗継を行っていました。
そして今回APDを徴収したロンドン東京間の航空会社においては返還するとの事でしたので、返還していただくためイギリス以外のヨーロッパ域内からロンドンへの搭乗証明書を郵送し、当初徴収されていたAPDが返金されました。
ロンドン東京間には数社が運行しており確認したところ返還は出来ないという航空会社があったため、実際にどうだったかはまたコメントいただければ幸いです。